2021-02-24 第204回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第3号
○参考人(山冨二郎君) なかなか深く語りたいところなんですけれども、私自身もそうですけれども、何で資源に行ったのと聞かれたら、多分、私は学生時代、ちょうど日本の日の丸石油というんですかね、アラビアで石油の権益を取ったり、あるいは秋田県の方で黒鉱鉱床が、国内の金属鉱床が新たに発見されたりという少し資源ブームの時代でありましたので、そういったところで興味を持ってこの道に入ったと思います。
○参考人(山冨二郎君) なかなか深く語りたいところなんですけれども、私自身もそうですけれども、何で資源に行ったのと聞かれたら、多分、私は学生時代、ちょうど日本の日の丸石油というんですかね、アラビアで石油の権益を取ったり、あるいは秋田県の方で黒鉱鉱床が、国内の金属鉱床が新たに発見されたりという少し資源ブームの時代でありましたので、そういったところで興味を持ってこの道に入ったと思います。
加えて、海底熱水鉱床は、我が国の秋田県の方でかつてありました黒鉱鉱床というものがございますけれども、これと同様の性質を海底の資源は有しているものですから、我が国の非鉄金属業界の有する製錬技術というのが応用可能だというふうに考えております。
、主査着席〕この制度が本当に今の現状に見合うように実効あるものにするためには、どうしても政府保証の枠を拡大する、あるいは弾力的運用などの措置を講じない限り、どうにもならないのだということであって、きのうの参考人意見の中にも、この点が強く指摘されたわけでありますが、この点がどうかということと、さらには、最近まで操業していたところを含めて既存鉱山周辺での探鉱と開発について、特に秋田県北部の北鹿地域の黒鉱鉱床
その間、昭和三十年代には秋田県の北部におきまして、世界に例のない高品位の金、銀、銅、鉛、亜鉛のほか、最近の先端産業に欠くことのできない各種レアメタルを含んだ黒鉱鉱床が発見され、その後、国、県、企業による探鉱の結果、次々と有望鉱床が発見されており、現在この黒鉱を中心に、大館市周辺で小坂、花岡、釈迦内など六鉱山が年間百八十万トンの鉱石を採掘いたしております。
最近の例といたしましては、これは秋田県でございますが、北鹿北地域温川地区におきまして、有望な黒鉱鉱床の発見が行われました。カナダ、ペルー等における高品位鉱床の発見等、内外において顕著な成果を上げている次第でございます。
言われているもので最初に全世界の注目を集めましたのは、そこにもちょっと書いておきましたけれども、あのアフリカとアラビア半島の間にあります紅海、レッドシーですね、ここの深みに温度が五十度とか六十度というような高温の、非常に塩分濃度の高い、英語でホットブラインというふうに言われておりますけれども、高温の塩水がたまっておりまして、その中にちょうど日本でいいますと黒鉱、秋田県を中心として存在しております黒鉱鉱床
○飯塚参考人 実は、きょうお話しいたしました部分で私が一番関係の深い分野というのは探査技術、物理探査が専門なものですから、鉱床の専門家ではございませんけれども、こういった海底に硫化物の形で存在します現状硫化物鉱床というふうな形で、海嶺の拡大軸のところで今まさに生成されつつあるということを我々が目撃した、そういうことが一つ大きなきっかけになっていると思うのですけれども、非常に有力な説として、黒鉱鉱床もこういう
次に、秋田県の鉱滓流送施設でありますが、昭和三十年代後半から、大館市周辺で高品位の黒鉱鉱床の発見が相次ぎ、新規の大型鉱山の建設が行われましたが、これに伴って、選鉱廃津の処理が問、題となったのであります。 このため、昭和四十三年に、秋田県が責任を持って管理運営に当たる財団法人秋田県パイプ流送鉱業公社が設立され、昭和四十四年一月から本格操業が開始されております。
特に、私はつけ加えて申し上げたいのは、炭鉱の例を出すと余り生々しいからメタルの例を一つ出しますと、秋田の北鹿地帯に黒鉱鉱床が発見された。これは東洋的な規模の黒鉱鉱床であります。そして、同和鉱業が松峰から入って採掘し、すぐその離れた川の向こう側は日本鉱業がやっている。その端の方は、今度は三菱金属の松木がやっている。その鉱床の一番質のいいところは、三菱金属鉱業の松木地域なんですね。
ただいま御指摘の北鹿の精密調査につきましても、確かにあの地域で見つかりました大きな黒鉱鉱床でも、直径が千メートルになっているところはございません。
○説明員(斎藤顕君) 御指摘のように、黒鉱鉱床の最近開発された山と、それから脈状等で古来操業しておるところでは、相当コストの開きがございます。安いコストで確保しておるところは三十五万円台、高いところは五十万近いところもございます。これらおしなべまして、昨年度のコストの平均は約四十五万円というふうになっております。
小坂鉱業所は同和鉱業発祥の地でありますが、去る三十四年、埋蔵鉱量約一千万トンの内の岱黒鉱鉱床が発見されたことにより、現在月間産銅量約九百トンに達し、国内第二位の生産を示しております。 私たちが注目したのは、鉱害対策でありましたが、廃滓は粗粒と細粒とに分離された後、粗粒は坑内充填材として使用され、細粒は不動沢ダムに送泥、堆積されており、上澄みは石灰で中和した後、小坂川に放水されておりました。
これにつきましては、やはり石こうに特有の対策というものが考えられると思いますが、その一つは、やはり石こうの賦存状態が黒鉱鉱床と併存をいたしているのが大部分でございますので、むしろ黒鉱開発というものをあわせて行なうことによりまして、いわゆる多角生産ということで、石こう経営の基盤の強化をはかるように指導をしてまいりたいと思います。
いろいろな金属の鉱床がございますが、日本における金の鉱床はいままでわかっておりますもので、大部分が鉱脈型の鉱床でございまして、わりあい小さくて、板のような形をして地面の中に垂直に立っているというようなものが多いわけでございまして、最近秋田県の北のほうで非常にたくさんな量が発見された黒鉱鉱床といわれているようなものの存在状態はちょっと違っております。
○政府委員(加藤悌次君) 本年度とりあえず考えておりますのは、秋田県の北鹿地帯を考えておりまして、御承知のように、あの地帯は黒鉱鉱床、これの賦存地帯でございますので、当面の目的になるのは、こういった鉱種であるわけでございますが、まだ最初的には確定をいたしておりませんが、私たち聞いておりますところによると、その地域内にはいわゆる中小鉱山というものもかなりあるというふうに実は伺っておるわけでございます。
○加藤政府委員 先生御指摘の黒鉱鉱床の処理につきましては、まだ技術的に完成したものがないように私承っております。今後極力重点的に考えなければいけない。黒鉱の開発につきまして、やはりそういった面の研究が非常に重要なことではなかろうかと存ずるわけでございまして、民間の共同研究的な方向での研究体制を考えることもあるいは必要ではないか。
○沢田委員 当面の探鉱の重点としては、第三紀マイオシンの北鹿地帯の黒鉱鉱床地帯を重点的にやっておるわけでありますけれども、将来どういう鉱床まで探鉱するというような通例があるかどうかということです。たとえば単純黄鉱とかキースラーガーがあるわけでありますけれども、将来は、この北鹿地帯が終わったならば、どの方面まで自主探鉱の範囲を広げる、また鉱床を広げるか、この点についてお伺いしたいと思います。
いまの御質問のとおりでございまして、初め黒鉱鉱床は塊状鉱床だと学説は思っておったのでございますが、その後、学問というものは日とともに年とともに進歩をいたしまして、最近ではいまの御質問のとおり層状の鉱床であるということに決定しつつあります。